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備考録

仕事の生産性が上がる5つの本

少ないメンバーのプロジェクトに配属され、 エンジニアとしての自分の生産性がチームに大きな影響を与えるポジションにつきました。

チームに貢献したい気持ちがとてもあり、がむしゃらに働きました。 ただ、生産性は向上せず、仕事量を働く時間を増やすことでカバーしていました。

このままではプライベートが疎かになってしまうと考え、仕事の生産性に関する本を読み漁りました。 結果として、「少ない時間でこれまで以上の仕事量をこなせるようになった」と実感しています。

僕自身、まだまだ仕事は全くできないですが、 仕事に対する考え方や行動が変わるきっかけになった本を5つ紹介します。

少しでも参考になりましたら嬉しいです。

紹介する本

  1. デッドライン仕事術 (作者: 吉越浩一郎)
  2. 気力より体力 一流のコンディションを手に入れる (作者: 吉越浩一郎)
  3. ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング (作者: 赤羽雄二)
  4. エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする (作者: グレッグマキューン)
  5. 自分の時間を取り戻そう (作者: ちきりん)


デッドライン仕事術 (祥伝社新書)

デッドライン仕事術 (祥伝社新書)

デットライン仕事術の二つのポイント
① 毎日、「お尻の時間」を決めて仕事をする(ダラダラ残業禁止)
② すべての仕事に「締切日」を入れる

この二つは、「就業時間も仕事も、すべて締切を設定する」と一つにして言い換えることができる。働く時間にも、仕事にも「締切」を設定して、それを必ず守ることでしか仕事の効率は上がらないし、逆をいえば、「締切」を設定して守るだけで、効率は飛躍的に良くなるのだ。

この本を読んだときに、自分が今まで考えてた仕事観と全く違くて衝撃を受けたのを覚えています。
仕事を終わらすためにもっと残業して働かないと、という考えで時間ばかりかけていました。
この本を読んでからは、「細かい仕事でも全てにデットラインを設定すること」、「時間をかければ良いアウトプット出せるわけじゃない、むしろ少ない時間で締切があった方が良いアウトプットが出せる」の二つを意識して仕事をすることで、目の前のことに集中して仕事ができるようになり、限られた時間でアウトプットを出すことができるようになりました。


気力より体力 一流のコンディションを手に入れる

気力より体力 一流のコンディションを手に入れる

気力が沸かないと自覚しているビジネスパーソンに必要なのは、まず、体力なのです。
もっと仕事で成果を出したいのに気力が足りないと感じているなら、体力をつけるべきです。
トライアスロンを完走できる体力のことではありません。高い成果を出せるよう、集中して仕事ができる力のことです。
多くのプロにとっては、トライアスロンを完走できる体力より、週5日、1日8時間、徹底してベストパフォーマンスを発揮できる体力の方が重要です。
ですから、どんなに見た目がマッチョでも仕事の体力がまったく不足しているということも、逆に、一見、普通の外見でも、仕事に必要な体力はマッチョな人以上に十分にみなぎっていることもあり得ます。
これも長年、いろいろな人と仕事をしてきた結果、見えてきたことです。

仕事に向き合う体作りについてのことが多く書かれています。この本の中で「8時間睡眠」、「肉を食べる」、「毎日一万歩を歩く」ことが大事!とあります。
今までは平均睡眠時間が6時間30ぐらいだったのを7時間30に変えたところ、日中かなり集中できるようになりました。睡眠の大切さをかなり実感しました。。。笑
また、7時間30は絶対寝るためには、「〜時までには仕事を終える必要がある!」というデットラインができたのも生産性が向上した要因かもしれません。


ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

課題が整理され、問題点の本質が見え、本質的な解決策とそのオプションが浮かび、オプションのメリット、デメリットがすぐわかるようになる。
問題の本質と全体像を押さえた確実な対策が打てるようになる。
そうした思考の「質」と「スピード」、双方の到達点が「ゼロ秒思考」だ。
ゼロ秒とは、すなわち、瞬時に現状を認識し、瞬時に課題を整理し、瞬時に解決策を考え、瞬時にどう動くべきか意思決定できることだ。
迷っている時間はゼロ、思い悩んでいる時間はゼロになる。

この本では、ゼロ秒思考になる方法として「メモ書き」というものを紹介しています。
メモ書きとは、A4用紙に1分以内でタイトルとそれについて4行くらいを書きなぐるものです。1日10枚以上をやった方が良いと書いてあるのですが、僕は朝と夜に3枚ずつ書いています。
タイトルとしては、朝であれば「今日意識して行動すること」など、夜は「なぜ今日は18時に帰宅できなかったか?」など です。毎日同じタイトルで書いているのですが、その結果問題点が分かるのでオススメです。
また、限られた時間の中で考えてることを紙に書く必要があるので、物事に対しての瞬発力が上がった気がします。
メモ書きは1000枚以上書いていて効果を実感しているので、また別の機会で紹介します。


エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

エッセンシャル思考とは、まさに「より少なく、しかしより良く」を追求する生き方だ。
「今、自分は正しいことに力を注いでいるか?」と絶えず問つづけるのが、エッセンシャル思考の生き方である。
世の中には、ありとあらゆる仕事やチャンスが転がっている。その多くは悪くないものだし、かなり魅力的な話も少なくない。
だが、本当に重要なことはめったにない。エッセンシャル思考を学べば、そうした玉石混交のなかから、本質的なことだけを見分けられるようになる。

業務で自分がやった方がいいと思ったことを手当たり次第やっていた自分にとって、考えが変わるきっかけになった本です。
この本を読んでから、「本当に自分がやるべき仕事か?」と自問自答をし、人に頼めることがあればお願いするようになりました。
エッセンシャル思考は、プライベートでも重要な考えだと思います。時間は本当に大切で有限だということが改めて考えさせられました。


自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

なにを手に入れるにしても生産性の高い方法と生産性の低い方法があるのですから、「これを手にいれるための、もっとも生産性の高い方法はなんだろう?」と常日頃から意識的に考える癖をつければ、限られた時間やお金、そしてエネルギーを最大限に有効活用でき、欲しいモノを手っ取り早く手にいれられるようになるのです。

最近発売された、生産性を上げることの重要さや上げ方が書いてある本です。
生産性を上げずに仕事をしていくことのリスクや今後、上げざるを得ない時代になっていくことについて書いてあり、参考になります。

まとめ

今回紹介した本を読むことで、「生産性を上げることの大切さ」と「実際に上げるためには何をすれば良いか」を知ることができると思います。

僕自身これからも、少ない時間で仕事で成果を出して給料を上げ、残りの時間で家族と友達や自分の時間を大切に過ごしていけるよう、 引き続き生産性を上げるために努力していこうと思います。